べにぢょの日記

宝塚歌劇の観劇感想などなど

千秋楽)『鎌足-夢のまほろば、大和し美し-』@ライブビューイング

とっっっっってもよかった!!!
鎌足に親近感を覚えて好きになる。
これぞタカラヅカ歴史物マジック!

星組公演 『鎌足−夢のまほろば、大和(やまと)し美(うるわ)し−』 | 宝塚歌劇公式ホームページ


Kyashの決済通知にときめいたのは初めてかもしれないw
当選連絡の前に引き落とされたので、Kyashでチケット獲得を知るという。


主役が中臣鎌足って、ずいぶん古い時代な上に、微妙な人物だなあ…というのが第一印象だった。
作・演出の生田大和曰く、「踏んだり蹴ったり鎌足というくらい、ひどい運命らしいw
ベルばら(フランス革命)を別の角度から描いたスカピンのように、あかねさすを違った角度から描いてみたかった、と語るのを読んで、なるほど感。
あかねさす大好きなので、それなら興味ある!
xlovecallx.hatenablog.com


自分史上最少という、15歳の少年時代から鎌足を演じる紅ゆずる様。
蘇我入鹿*1が学塾で机を並べるシーンから始まる。

そこへ遅刻して現れるべに鎌足
学童たちに「お前の席はない、一緒に机を並べたくない」といじめられる中、入鹿だけが「遅刻してでも学塾に来るお前には ”志” がある」と、鎌足を同志として認める。


でもねー、、入鹿は鎌足に殺されちゃうんだよね><
エリートとして宮中に入った入鹿だけど、皇極天皇への忠誠と愛情からどんどん壊れていってしまって…。


鎌足が入鹿に向かって弓矢を射る時、少年時代に弓矢を教わった時の入鹿の声が流れる演出が震える。
「いいか、鎌足…」と、鎌足の脳内で響く入鹿の声。
暗殺が成功すると分かっていても、大事に臨む鎌足の気持ちになってしまい緊張。

「斬った者は、己が斬られるまで斬り続けなければならない」

と言い残して果てた入鹿。
もう!華形ひかるちゃんがものすごくよかった!!!!!


そして、そんな入鹿の最期を見捨てたことに対し、「私を冷たい女だと思うか…?」と一人嘆く皇極天皇を演じる有沙瞳ちゃんの存在感が凄い!
明らかに他の人間とは違うオーラ、天皇感!
この貫録と迫力は完全に専科。


不吉な予感で終わった1幕とは打って変わって、2幕は、べにあーのラブラブシーンから始まるw
めでたく結婚したべに鎌足とあーちゃん与志古。
「なんとお呼びすれば良いでしょう?」と尋ねる与志古から、「あなた」と呼ばれて大照れするべに鎌足
これはもう、いつものべにあーですね!


しかし、そんな大好きな与志古を、せおっち*2中大兄に取られてしまい…。
あかねさすの額田王然り、この時代の人たちの嫁トレード感覚は理解できない!

自分で奪っておきながら、そんな与志古の運命を「哀しいな」と言う中大兄に対し、「いいえ、哀しみは私と鎌足様のものです」ときっぱりと告げる与志古。
あれ、どっかで聞いたようなセリフ…?と思ったら、同じく生田先生が7年前に手がけた「春の雪」だ!
xlovecallx.hatenablog.com
罪に加担したと話す本田@珠城りょうちゃんに向かって、「罪は私と清様のものです」って、ゆうみ聡子が言ってた!
生田よ、このセリフが気に入ったのかw



そんなこんなで大変見応えのあるお芝居の後、フィナーレはナシで舞台挨拶へ。
元号が令和へと変わったこの時期に、この舞台を務めることができて嬉しい、と語る紅様。
お芝居の中でも、「新しい元号は…」というくだりで、「令和」→(紙をめくって)「千穐楽」→「大化」と、お約束なアドリブがw


2回目のアンコールで幕が上がった時は、あーちゃんが「紅」裏に「ゆずる」と書かれた紙を持っていて笑いが起こるw
律儀に裏表をくるくる回す様子が可愛い。
「そろそろお腹も空いてまいりました頃でしょう」と、再び幕を下ろす紅様。


しかしさらに3回目のアンコール!
「この光景を目に焼き付けて…」と紅様が話し出すと、客席から笑い声。
すかさず「いまなんで笑ったの!?」と突っ込むべにーw
そして、「紅」の紙を自ら持ち、幕が降りるタイミングに合わせて一緒に下げてくれて。
暗殺や嫁没収やツライ場面がたくさんあったお芝居だけど、最後は笑いで終わる、紅ゆずるさんらしい舞台でした♪


うーん、感想書いてたらまた観たくなってきた。。。
ブルーレイ買おうかなーーと思ったら発売8月か!遠い><
www.tca-pictures.net

*1:専科の華形ひかるちゃんも少年役から頑張ってるw

*2:瀬央ゆりあ