べにぢょの日記

宝塚歌劇の観劇感想などなど

星組『霧深きエルベのほとり』『ESTRELLAS(エストレージャス) ~星たち~』

めっちゃよかった……!
お芝居にもショーにも、”ザ・宝塚”な要素がバランスよく詰まってて、トータルの満足度が高かった!

星組公演 『霧深きエルベのほとり』『ESTRELLAS(エストレージャス) ~星たち~』 | 宝塚歌劇公式HP


初演が1963年という、生徒さんの親御さん(下手したら祖父母!?)と同じ時代に生まれた作品。
タイトルにも年代物の香りが漂い、ストーリーも古臭いんじゃないか…という懸念を吹っ飛ばすさすがの名作、そして上田久美子先生の神演出。

幕開けから原色に彩られた大階段で、ビア祭りに盛り上がる人々。
ショーと勘違いするほどの華やかで、一気にテンションが上がる!


そして、ウエクミ先生が「私って天才かも」自画自賛されていたキャスティング、カールを演じる紅ゆずる様。
軽口を叩くお調子者を装ってるけど、本当は情に厚くて心優しい海の男。
はー、紅さまにピッタリ!!!


そして、そんな紅カールに振り回されるのを警戒しつつ、逆に振り回しちゃう純粋無垢な家出お嬢様、マルギット。
はー、これもあーちゃん*1にピッタリ!!!


「この席は、高ぇんだよ…」と気にするカールに対し、「私がお支払しますわ」と悪意なく微笑むマルギット。
しかし、親戚のお金持ち夫婦に出会い、身分違いでも魅力があるのよーとフォローしたものの、かえってカールを傷つけてしまうという…。

気遣いが仇になって相手を傷つけちゃう悲劇、あるよねー。すごく分かる。


そして、マルギットの婚約者、フロリアンを演じるのは、礼真琴ちゃん。
このフロリアン、仙人なの?キリストなの??聖人君子にもほどがあるwww

愛するマルギットの幸せのために、カールを諭したり2人の誤解を解くアドバイスをしたり。
悟り開きすぎ!まともすぎておかしい!!!こんなやついないわ!w


同じくマルギットの幸せを願い、自分への思いを断ち切るため、手切れ金で満足したふりをして屋敷を後にしたカール。

外でマルギットのピアノを聴きながら、「俺がもし文士なら、小説を書くだろうな」と語り出すシーンは、これが往年の名作であることをしっとりと感じさせてくれる最高の名シーン。

「あのピアノの音は、マルギットが腹を立てた音だ」
など、感情を表現するのにたびたびピアノが使われるのが、品のよい粋を感じる。
あーちゃんは本当に弾いてるんだねー。さすがリアルでもお嬢様なタカラジェンヌ


そして、なんといってもラストシーン。
英真なおきさん演じるヴェロニカ(まさかの女役w)をマルギットに見立てて、本音を吐露しながら号泣するシーンでは、劇場中からすすり泣きが起こっていた。


余韻に浸る幕間を経て、一転してノリノリのショーの始まり!
2階席までいく客席降りは、生徒さんめっちゃダッシュしてるんだろうなーなんて想像したりw

お芝居ではいい人すぎたこっちゃんも、ショーではダンサー礼真琴が炸裂!

あまりにもかっこよすぎて、こっちやんが踊ってる時の周りの空気になりたい…などと意味不明な思いに駆られるなどw


オレンジレンジなどのJ-POPメドレーもあり、星組の皆が楽しそうで私も楽しい♪


デュエットダンスでは、紅さんは客席に背を向けていても、あーちゃんに優しく微笑んでるのが分かる。
このコンビも次で退団なのね・・・・。

観劇後はビールが飲みたくなり、近くのクラフトビールバルで小さなビア祭りw
ビールの泡が消えていくのを見て、感慨にふけるなど。なんか厨二っぽい><