べにぢょの日記

美人が好き

ふろむださんの『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』は、地道な努力嫌いに朗報。

あの、ふろむださんが本を書かれたそうで。
早速、書店に行ったら、探すまでもなく数段にわたり面陳列されていた。
さすが!物理的にもホッテントリを席巻している!!

ビジネス書というより、ネット弁慶やダメ人間には朗報の、他人を利用してラクするコツが分かるライフハック本。
「勘違いさせる力」さえうまく使えば、実力はあとから付いてくる。
報われるまでコツコツ努力するより、環境に育ててもらう方が早い。
いい環境を手に入れるために、多くの実力者に「すごいやつ」と勘違いさせ、真っ先に思い出してもらえるようにする。
この「勘違いさせる力」とは、「他人が自分に対して抱く、自分に都合のいい錯覚」で、本書では「錯覚資産」と呼んでいる。


私はずっと、インターネットで「何だか分からないけど良いポジション」にいる。
一時期は多数のメディアから取材を受けたり、週刊SPA!で連載を持ったり、技術系のイベントに登壇したり、Google東京オフィスに呼ばれ、グーグル社員の前でスピーチをしたりした。

なぜかというと、なんか話題になってたから。なんか有名だったから。なんかすごい人と知り合いだったから。
実際は、取材で語るようなエピソードも、人気週刊誌でコラムを書く文才も、聴衆の心を動かすメッセージも、なんもない。
はてなで生意気なブログを書いてたら、たまにホッテントリに入るようになり、たまたま記者の目に留まり、運よく有名人にインタビューするチャンスを得た。


自分がたいしてすごくなくても、すごい知り合いが増えると、すごい話を聞けたり、すごい場所に行けたり、すごいチャンスをもらえたりする。
すごいチャンスをもらえると、すごい経験ができるので、「すごい経験をした」という事実のおかげで、たいしてすごくない自分がすごい人風になる。
いったん「すごい人風」になってしまうと、人生がめちゃくちゃ捗る。

今の会社に転職するときも、すごい人たちやすごい経験から学んだ知見を語ったおかげで、「インターネットにめちゃくちゃ詳しくてなんかすごそうだ!」という理由で採用された。
いい会社に入れたおかげで、優秀な人たちと仕事ができ、環境がスキルアップを促進する。
ふろむださんは「錯覚資産は複利で増える」と書かれているが、本当にそう。
資産は資本になり、次の資産を生む。


インターネットは、錯覚資産を増やしやすいツールだと思う。
おかげで、私は自分の人生を気に入っている。
「私はたまたま運が良く、人に恵まれていた」と神様に感謝してたけど、本書を読んで分かった。
感謝すべきは、神ではなく悪魔だった \(^o^)/