べにぢょの日記

美人とギークが好き

雪組『銀二貫』(バウホール)

火事・金・寒天、3Kの話です!(雑だけどだいたい合ってる
引き込まれた。涙あり笑いあり。いい舞台だった。

f:id:xlovecallx:20151228112842j:plain
雪組公演 『銀二貫』 | 宝塚歌劇公式ホームページ


原作はNHKでドラマ化もされた時代小説『銀二貫』。
幕が上がると、キラキラ舞い落ちる粉雪。とてもきれい。
その中を、肩を落として歩く一人の男、寒天問屋の商人・和助こと華形ひかるちゃん。
偶然、武士の仇討ちの場面を目撃し、とっさに懐の”銀二貫”でその仇討ちを買うと申し出る。

f:id:xlovecallx:20151228112843j:plain


「貴様、商人か!ならば商いに精を出すがよかろう」


「へぇ、ありがとうさんでございます。
 ほな早速、商談に入らせていただきとうおます」
建部さまの仇討ち、この銀二貫で買わせていただきとうおます」

f:id:xlovecallx:20160103200141j:plain


この”銀二貫”が、タイトルにもなってる通り、この先もたびたびこのお話のキーとなる。
和助に銀二貫で命を救われた鶴之輔(のちの松吉)が今回の主役。
演じるのは、雪組のホープ・月城かなとちゃん!

f:id:xlovecallx:20151228112844j:plain


なんだかいつもハの字眉で困ってた印象w
侍を捨てて商人として生きるしかない鶴之輔、しかし戸惑いも多く。
同じ丁稚の梅吉(久城あす)たちから 「返事はへぇ!腰は低く猫背!」 とあれこれ教えられ。
それでも、口うるさい善次郎(英真なおき)に 「姿勢がよすぎる!」 と何度も怒られ。
仕方ありません、タカラジェンヌですから!!!!!

f:id:xlovecallx:20151228112846j:plain


かなとちゃんも好演だけど、今回は専科のお二人の存在が大きかったなー。
彼ら(彼女ら?)のおかげで、重いシーンにも笑いが入るのでシリアスになりすぎない。

f:id:xlovecallx:20151228112845j:plain


あ、ヒロイン真帆は、有沙瞳ちゃん。
原作では火事で顔半分を大やけどして「化け物」呼ばわりされてたけど、そこは顔が命の宝塚、お顔は無事で首元をやけどした設定にチェンジw

f:id:xlovecallx:20160103200142j:plain


真帆と松吉が好きあってるのになかなかくっつけなくて周りがヤキモキ。
大火事で自分の子を犠牲にして命を救ってくれたお広のために、彼女の娘、おてつとして生きると決めた真帆。
でも、お広も臨終の床で認めてくれていた。

「よう似合うてる」
「おてつ、もうええ。もうええんよ」

イイハナシダナー!!!!!
そんなこんなで、最終的には二人は晴れて夫婦になるのであった。
幸せそうな彼らを見ながら、善次郎と和助がそっと

「私はええ買い物したなあ」


「旦那さん。ほんに安うて、ええ買い物でおました」

と言葉を交わすのが胸に染みる!あのときの銀二貫。


f:id:xlovecallx:20151228133558j:plain

完売御礼。大満足。
劇場を出た後、無性に寒天と羊羹が食べたくなったのは言うまでもない。