べにぢょの日記

美人とギークが好き

元クラスメイトの31歳童貞が考える運命の出会いについて


先日、ほぼ10年ぶりくらいに高校時代の友達2人と会った。
どちらも男性で、1人はすでに結婚し、現在は広告代理店勤務。
もう1人はまだ童貞で、仕事はSE。
本エントリ内では仮に、広告マンと童貞クンと呼ぶことにする。


最初は豚しゃぶなど食べながら昔話や近況を語り合っていたのだが、
お酒も入り、場の流れもあって、そのまま西麻布のクラブへ行くことに。


向かうタクシーの中では、「おまえ女に興味ねーの?」 などと、
しぜん話題は童貞クンがなぜ童貞なのかという話で持ちきり。
彼は、容姿はかっこいい方だと思う。
スマートで背が高く、知的でスポーツもできる。
当時から女の子にはモテていた。告白もされていた。
だから要は、本人にその気がないんだな。


クラブに着き、3人でダーツをしていたら、突然ギャル風の女の子2人から
「写真撮ってもらえませんかぁー?」 と声を掛けられた。
「よし、行け!おまえ行ってちょっと話して来い!!」 と広告マンが小声で促し、
童貞クンが彼女たちのiPhoneを受け取り、写真を撮った。


はずが。
なぜか彼は、自分の動画を撮っていた。

「はぁああ?なにこれ動画!?ありえないんだけどおおお!!」

ギャル絶叫&爆笑。

「なにやってんだよ動画ぁぁwww奢れよ動画wwwww」

と、”動画” というあだ名まで付けられる始末。


童貞クンに悪いことをしたな、と思ったが、しかし写真を頼まれたのに
自分の動画を撮るとはどういう了見だ。我々は問いただした。
おまえはなにをやってるんだ、と。写真の撮り方もわからんのか、と。


したらば、童貞クンは急に怒り始めた。
「俺はもう少しであいつらのiPhoneを叩き割るところだったよ!!!」 と。


逆ギレもいいとこだしまったく訳が分からないので理由を問うと、
なんでもナントカいう小説にそういう場面(写真を撮ってと頼まれて自分を撮る)が
あるらしく、自分はそれを再現したのだと。
そして、ギャルからの 「あっ。これってまるであの小説みたい・・・///」 という
セリフを期待していたのだが、まったくの空振りに終わってばかばかしい限りだ、
文学の素養もない女だ、失望した!と。



ええええええええええええええええええええええええええええええ!!!
無理だろ!!!!!!!!!ハードモードすぎる!!!!!!!!!!!



ギャルにはこの小説云々の説明はしなかったが、したところで
「知らねぇしwwwwwちゃんと撮れしwwwwwwwww」
と言われるのがオチである。


しかし彼は、こうして運命の出会いを待ち続けるがゆえに童貞なのだなあと
納得したのであった。いや、ねーよそんな出会い。