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べにぢょの日記

美人とギークが好き

『MITSUKO 〜愛は国境を越えて〜』(青山劇場)

本日初日!すごかった!2011年上半期このミュージカルがすごい!!

MITSUKO 〜愛は国境を越えて〜


2004年から企画していたというこの舞台。私も何ヶ月も前から楽しみにしてたっ!


日本人で初めて国際結婚をした、青山光子という女性の生涯を追ったストーリー。
光子役はもちろん!元宝塚星組トップスターの安蘭けい様だぁぁぁあ!!!


やはり安蘭けいは鉄板だなあ。宝だ。安蘭けいはミュージカル界の宝!
”歌がうまい”という褒め言葉に最上級があるなら、彼女にこそふさわしいと思う。
歌がね!本当に素晴らしくて!ただただそれだけで何度も涙が出そうになった。


幕が開くと、そこは1941年ニューヨークの講演会場。
光子の次男であるリヒャルトが、ツバ飛ばす勢いで頑張ってなんか演説してる。
そんな彼の元へ、日本人学生が1通の手紙を届ける。
それは、当時戦争中の敵国であるウィーンで、光子が死んだことを知らせる
妹からの手紙だった・・・

という感じで舞台がスタート。毎度頑張ってあらすじ書いてます!私のために!*1
リヒャルトが光子の生涯を回想して学生に語る、という設定でお話が進んでいく。



光子の登場シーン、そしてのちに夫となるハインリッヒと出会って
恋に落ちるあたりの安蘭けいは、初々しい娘さんで可愛かったなあwww
光子は牛込納戸町の皿屋の娘。
日本に来たばかりのオーストリー大使ハインリッヒが、案内人的な人に連れられて
この皿屋にやって来る。

光「どんなお皿がいい?」(と、ハインリッヒにいろんな皿を見せる)


ハ「美しい・・・」


光「そうでしょう!このお皿h」


ハ「いや君が」


光「えっ//」


ハ「本当のことです」


光「やめてください//」


ハ「陶器のように美しい肌・・・」(皿を持つ光子の手に触れる)


光「あっ///」


ガシャーン!皿ワレタ\(^o^)/

このベタな演出も明治時代なら許せるw 少女マンガの王道だw


しかし当時の感覚では、異国人と結婚するなど言語道断。
両親に勘当された光子は、ハインリッヒとともにオーストリーへ渡る。
このとき愛の言葉を交わし合う2人のセリフが、古き良き日本女性と外国人の
文化の違いというか対比がよく出てて面白かった!

「I love you 僕には君が必要!」


「I love you お慕い申しております・・・」

など、各国の言葉で愛を誓い合うんだけど、私はサランヘヨしか分からなかったw



日本を出る前に、光子は皇后と謁見し、あるお言葉をいただく。

「あなたは、ヨーロッパ貴族の妻として海を渡る初めての日本女性。
 あなたの姿、ふるまいは、日本女性の代表として映るでしょう。
 何があっても負けずに、たおやかに!
 大和撫子の魂を、世界に知らしめるのです」

この言葉は晩年までずっと、光子の心に深く残る。
そのせいで老後は頑固な鬼ババアのようになってしまい、子どもたちに疎まれて
孤独な日々を送ることになるのだけど><


ハインリッヒの故郷に戻ると、光子を待ってたのはでっかいお城!
貴族は城に住むのだ!隣の家(城)まで半日かかる!ぶっちゃけド田舎!
「牛込納戸町とは全然違うわ・・」って、そりゃそうだw
日本人である光子は、ハインリッヒの親戚たちから冷たい目で見られ、
「黄色いサル」とひどい陰口を叩かれ邪険に扱われる。
この貴族たちが光子の悪口言うシーンも、皆さんとても歌がうまくて
コミカルに動くので楽しかった(・∀・)
悪口言ってるときの人間って、ものすごく生き生きしてるよね・・・・


でもハインリッヒは常々、子供たちに「汝の隣人を愛せよ」
「国境は人が作ったもの。人間が作ったものなら必ず乗り越えられる」

言って聞かせていた。
だから、父の教えを受けた7人(多い!)の子供たちは、差別なんてキニシナイ!

「パパが髭剃りで切っちゃって流れる血は赤」
「ママがお裁縫の針を刺して流れる血も赤」
「僕がころんですりむいたときに流れる血も赤!」
みんな一緒だー!

この子どもたちすっごく可愛かったああああ!
エリザベートのときの子役も可愛かったし、やはり小さい男の子はいいよね^^



光子は親戚貴族が文句のつけようもないようなふさわしい伯爵夫人になるべく、
子供たちと一緒に一生懸命に外国語や数学のお勉強をする。



最初は「円周率ってなあに?」とゆとり乙なこと言ってたけど、
後年、ハインリッヒ亡き後に財産の件で親戚に裁判を起こされた際は、
法律ガッツリ勉強してたから法廷で立派に親戚を打ち負かすのだ!
すっかり強くなった光子。
しかしあまりに強くなりすぎて、この辺りから鬼ババ化が加速。。。
光子を演じる安蘭けいの目つきや姿勢、声色もこの頃から明らかに変わる。


30過ぎの子持ちの女優と結婚したいと言い出した次男リヒャルトを勘当し、
ほかの息子や娘たちもどんどん自立して光子から離れていく。
そばに残ったのは次女のオルガだけ。
晩年の光子は、まるでエリザベートのおっかない姑ゾフィーのよう><



舞台後は、初日なので安蘭けいさんのご挨拶に加え、ハインリッヒ役のマテや
今回が初舞台となるジュリアン、マエストロさんから脚本家の小池修一郎たん、
振り付けや楽曲のアレンジを担当した方まで、いろーーんな人が舞台に上がって
ご挨拶をしてくれたよ(・∀・)



マテさん、日本語があまり得意じゃないらしく、安蘭けいに挨拶を振られたとき
開口一番 「同情します・・・・」 てw その日本語は違うwww*2


安蘭けいが 「小池さーん♪ 」って舞台袖に呼びかけたときは
「修一郎たんクルー!!!!!!!」 ってテンション上がった!!!
修一郎たんは神だと思ってるカラ!生でお話が聞けてマジ感激です><
震災のときにちょうどこのお芝居の一幕目を書いてたらしく、
あまりの大地震で 「あ、もうないな(MITSUKOの上演が)」 と思って
一瞬あきらめた。というお話は、天才修一郎たんの素の一面が伺えて嬉しかったw
修一郎かわいいよ修一郎。



今日はセンターブロックの中ほどで瀬奈じゅん*3がご観劇してらしたようで、
気付いたお客さんが幕間で立ち上がって一斉にオペラグラスで客席を見てたw
まぁ私もその1人なんだけどNE☆☆ 瀬奈じゅんだいちゅき\(^o^)/
後ろのオバちゃん連中が 「あ、あさこ*4来てたんだー」 などと話していて
「友達かよ!」 と心の中で三村風に突っ込んだ件。




例によって宝塚のトップスターからお花がたくさん届いてた!
水さん!瀬奈じゅん彩吹真央さん!遠野あすかちゃん!そして礼音ちゅわん☆


本当に素晴らしかったから、速攻でライブCD予約しちゃった///


そして扇子とフォトブックと光子の手記も買っちゃった///


あと帰りに脈絡もなく兼八と鳥飼も買っちゃった///



青山劇場の女子トイレは無駄にハイテクでそんなことより節電しろよと思った。

空いてるトイレが一目で分かって便利!でもそんなに嬉しくない><



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『ワンダフル タウン』〜安蘭けいがイキイキしててワクワクした!
今さらだけど安蘭けい
安蘭けい×春野寿美礼

*1:忘れっぽいのでw

*2:リビング新聞の人もTwitterでツッコミ入れてたw

*3:月組トップスター

*4:瀬奈じゅんの愛称