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べにぢょの日記

美人とギークが好き

東北地方太平洋沖地震発生から帰宅までの記録

プライベート

自分用の記録と身近な人への状況報告、および誰かへの参考のために。


地震発生時

「あれ?揺れた?」

「えっ、ちょっと大きくない?」

「やだ、ホントにすごいんだけど!」

社内は軽いパニック状態に。
席をはずしている人のデスクの引き出しがグワーンと開いたり、
椅子に座っていても揺り動かされるほどの振動。

「なんなのこれ!」 「怖い!!」 という叫び声があちこちから上がる。
実際、私も一瞬 (死ぬかもしれない) という思いがよぎった。
気持ちが悪い。船酔いのよう。
収まっても、自分が揺れてるのか地面が揺れているのか分からない。
# 2:59 PM Mar 11th) 初めて地震を怖いと思った><


「先ほどから非常に大きな地震が発生しております!落ち着いて!ください!
 このビルは!ああ安全です!!!」 というテンパったアナウンスが流れる。
即座、皆からいっせいに 「おまえが落ち着けよ」 というツッコミが入る。
エレベーターはすべて停止、身の安全を確保してくださいとのこと。
ちなみにオフィスは22階。この時点で遅めのランチに出ていた人や、
来社していた外部の方は身動きが取れず。



TVで宮城の中継映像を見るも現実と思えず
揺れがひと段落つき、状況把握のフェーズに。
テレビの周りに人が集まる。悲鳴で社内が騒然として、音声よく聞こえず。
津波で車や街がどんどん飲み込まれていく映像がリアルタイムで流れる。
今まさに人が大量に死んでいく。信じられない。


「窓から黒い煙が見える」と誰かが言う。お台場で火事との情報。

via Twitpic @dankogai
角度は違うけど、うちのビルからもこんな感じですごい煙が見えた。


各地の被害状況が表示され、実家の茨城の方もヤバいんじゃ?疑惑が浮上。
急いで連絡を試みるも、docomoSoftBankともに電波死亡。デスヨネー。
受信可能になったら見てくれることを祈りつつ、Gmail経由で両親にメール送信。
やきもきしながらテレビとネットで情報を集めていたら、地震から約2時間後に
母親から無事との連絡が。だいぶ落ち着いてきたのでトイレに行く。
# 4:43 PM Mar 11th)
おかーさんからメールきた、大丈夫でよかった。これでやっとおしっこ行ける。



今夜は家に帰れないフラグが立つ
今日中はJRが動かないことが確定したとの情報が入る。
社内メールで 「帰れる人は早めに帰宅してください」 という連絡が流れるも、
まだ余震の心配もあり外に出るのは不安が残る。
それでも、子どもがいる人などは22階から1階まで階段で降り、
徒歩20キロ以上の道のりを歩いて帰るという選択をしていた。
しかし大部分の人は、もはや帰宅をあきらめたムードで、
会社に泊まるしかないなーという声がちらほら上がる。
# 6:45 PM Mar 11th)
なんかみんな会社に泊まるみたいな話になっちょるな・・・・


いつのまにか一部の人がこうなることを予測して食糧確保に向かってくれたらしく、
オフィスに大量のサンドイッチ、おにぎり、カップラーメンなどが届く!
まだ状況が判然としない中、下まで降りて近隣のコンビニやコーヒーショップに
走ってくれたことを思うとただただ感謝。
# 6:51 PM Mar 11th)
えらいひとがみんなの夕食やお菓子などを買ってきてくれた!えらいひとはやっぱりえらかった!!!!!


数時間後、私がコンビニに行ったときはこんな状況だったので、
あらためて彼らの行動に感服。ありがとうございます。



地下鉄が徐々に動き始め、社内で災害時の環境が整う
東京メトロ都営大江戸線などが運転を再開し始めた模様。
# 8:55 PM Mar 11th)都営大江戸線、全線開通。


しかし自宅の最寄り駅はJR管轄ゆえ、いつものルートで帰ることは不可。
ダイヤも相当乱れてるし、途中で降りて歩くにしても外は暗いし余震も怖いので
帰宅は無理かもという予感に対して腹をくくる。
周囲ではぼちぼち帰る人が出始める。



帰宅途中の災難に備え、社内全員にサバイバルキットが配られる。

# 10:37 PM Mar 11th) 会社でライフキット支給されたけど重い><

そうなんだ。すまない(´・ω・`) みんな持ち歩きたくなくて置いて帰っていたw


社内の自販機がフリーになり、泊まる人用にメディカルルームなどが開放される。
ただし具合が悪い人やお客様優先なので、自分は見に行ってない。
ここぞとばかりに普段は飲まない蕃爽麗茶*1やコーヒーゼリーなどをGET!
あとは数時間おきにSOY JOYを食べてた。帰るまでに4本くらい食べたと思うw


だいぶ落ち着いてきたので、22階からB1階まで降りてみる。
下りはまだ平気だったけど、上りがマジでキツかったw
5階くらいでヒールを脱ぎ、ストッキング足に切り替え。
階段が絨毯風だったので救われた。それでも途中、何度か休憩した。
エレベーターもういいだろ!お願いだから動かして><



ネットしながら朝を待つ
帰宅してもどうせ今夜はずっとネット見てるから、あまり支障はないと気付く。
むしろフリードリンク、フリーフードだし空調も万全、いざというときの対策も
自宅に1人でいるよりはるかに整ってるだろう。
横になれないくらいがなんだ、自分の環境は恵まれているぞ、と言い聞かせる。
朝になればJRも動くだろう。しかしきっと大変な混雑だ。まともに帰れるかどうか。


そんなことを思いながら、ネットを巡回。
あらためて、この地震は尋常じゃないと認識する。
なにこれ映画?CG?せめて夢オチで頼むよ・・・
# 2011/03/12 01:37 BookMarked) Japan earthquake and tsunami


明日は帰宅にかなり体力を使うかも、少しでも寝ておいた方がいい、と思いつつ、
状況が気になってまったく寝付けず。
そして朝方になってもまだ余震。
余震も怖いが、携帯のエリアメールの着信音がマジおっかねえ!
# 4:01 AM Mar 12th) うわあんおねがいもう揺らさないで><



ついに帰宅!
Googleのリアルタイム検索で一晩中、最寄り駅周辺の情報を追っ掛けつつ
帰るタイミングを見計らってたけど、調べれば調べるほど、
まだおとなしく待機していた方が賢明な模様。
# 10:15 AM Mar 12th)
ぼちぼち帰りたいと思いつつ、ネットで駅の状況を調べれば調べるほど、まだ会社で待機すべしとの判断を下さざるを得ない。

JR運行開始直後は相当カオスだったぽい。
こういう情報を得るには Google のリアルタイム検索がマジ便利!


ちなみに、知人の安否確認にはmixiがすごく助けになった。
# 9:15 AM Mar 12th)
mixiであしあとがある人は無事なんだなという安全確認法。

# 3:12 PM Mar 12th)
mixiで、安否が不安な地域に住んでる人の最終ログイン時間をチェックして無事を確認するという技を編み出した

mixi疲れ”とうんざりされていた粘着性コミュニティは、こんなとき役に立つのね*2
mixiの中の人、めちゃくちゃありがとうございます!!!!!!!!!!
# 12:10 AM Mar 12th)
mixi感謝 RT @akiharada: mixiでは昨日の地震後すぐにサーバー増設などを行い、mixiボイス、mixiメッセージ、mixiチェックインなど通常の8倍〜10倍程度のトラフィックが流れましたがサーバーは安定しております。引き続きネットにつながる方はご利用いただけます


12時半ごろ、ようやく落ち着いてきた様子が確認できたのでオフィスを出発。
駅は混乱もなく、ダイヤは多少乱れていたけど車内は座れるくらい空いていた。
14時過ぎについに帰宅。(部屋が大変なことになっていたらどうしよう!) と
心配していたが、大きな被害もなく安心。
# 2:04 PM Mar 12th)
ついに帰宅!姿見が傾いてたりディスプレイがズリ落ちそうになってたけど、とりあえずひどい被害はなくてよかた\(^o^)/


震災直後、Twitterで「佐川が来た」という発言を見てネタかと思ってたけど、
うちのポストにも佐川の不在票が入っててワラタw
これは評価すべきところだろか。どういう教育してるんだ佐川・・・!!


眠いはずなんだけど、状況が気になって眠れない。
携帯回線が復活したらやたら電話やらメールが来るので何かと思ったら、
「たとえ瓦礫の下に埋もれても、僕は必ず君を守る」 だの
「オマエが困ったらどこにいても飛んでいくから」 などと
クソみたいなナル発言をかましやがる!!!!
# 10:44 PM Mar 12th)
(ところでどさくさにまぎれて王子様気取りで電話やメールしてくる男は実に興ざめですね)


「こういう人たちは何詐欺っていうの?」 とTwitterで聞いたら、
id:mizzusanoが 「速水詐欺*3と命名。紫のバラの人・・・!
みなさん、災害時の速水詐欺には気を付けましょう☆


振り返って
Twitter,mixi,Google最強。
Twitterはデマも多いので、発言者のバックグランド、過去の発言などを
ちゃんと確認することが必要。
後は普段から「この人の発言は信頼できる」という土壌を作っておくとよいかなあ。


mixiは日本が誇る村社会SNSなので、身近な村民(?)の安否ならここが確実。
あしあとがあるだけでも安心できる。
最終ログインが数10分以内だとそれなりに無事だと分かる。


Googleのリアルタイム検索は、帰宅タイミングを計るのに相当役に立った。
あとは実家の方の地名で検索かけておくと、現場の状況がかなり把握できる。
携帯が死んでたことを考えると、インターネット様様でござるな。



引き続き予断は許さない状況ですが、皆さまもどうかご無事で!
日本がんばれ、乗り切れ、生きて!!